Biz Freak、PKSHA Technologyグループインのお知らせ
株式会社Biz Freakは、2026年2月27日に株式会社PKSHA Technology グループに参画する事が決まりました。
開示内容はこちら。
会社を立ち上げて5年の中で、最も大きい意思決定でした。
これをきっかけに、少し、思いを綴らせて下さい。
「ITやろうぜ、IT!世の中、マジ仕組みだから」
僕は、もともと、総合酒類メーカーで、飲食店のオーナー相手にお酒を売っていました。
飲食は、人・場・雰囲気など、原価のかかる食材以外で如何に利幅を残すかが勝負の業界です。
元気な接客をしたり、特殊な演出をしたり、おしゃれな雰囲気で利益を出すことが、重要であり、目の前の料理の原価と工数が、必ずしも店の売上になる訳ではありません。総合演出により、お客様に納得した価値を創出し、満足して頂く。難しい市場ですが、非常に勉強になりました。
その中で、一方、「酒好きは、人間力特化」という業界の(魅力でもありますが)根本的な問題があり、テクノロジーは遅れていました。
そんな中で、(業界の猛者の中では)お酒が弱かった僕は、エクセルをベースに、仕組みづくりをして効率化に取り組み、売上を伸ばす方法を思いつき、実践したところ、そこそこうまくいきました。
他の要因も重なりましたが、とある部門で社内トップの評価を頂き、表彰も頂きました。

そこから、
「このビール樽を開けるまで、今日僕は帰りません!!」
と、深夜営業の店に自分から延長試合を申し出ていた僕は、そんな過去の自分を忘れ去り、パッパッと1、2軒、気持ち良いくらいに飲んだら即帰宅。一方で社内では、
「ITやろうぜ、IT!世の中、マジ仕組みだから」
と叫ぶようになりました。そこから、少しずつ、データ・仕組み・AIをはじめとするテクノロジーに興味を持つようになりました。
そんなこんなで、勢い余らずメーカー営業を卒業し、Web開発系ベンチャーに転職するとともに人工知能を学ぶべく修士課程に入り直し、この業界に向き合っていきました。
※前のベンチャー企業にいたときから僕を知っているメンバーは、社内で「ブラウザって何だよ!データベースよりエクセルの方が使いやすくない?一から説明しろ」と終業後のエンジニアを拘束している姿を知っている方もいるでしょう。
「じゃあお前、魚定食の工数、気にする?」
酒類メーカーでの成功体験から、現場発の新規事業に興味があった僕は、同じベンチャーにいたNTT docomo出身の長谷川と、株式会社Biz Freakを創業し、新規事業を世の中により多く輩出する存在になる、と、決めました。
この業界にいる人には、釈迦に説法かもしれませんが、システム業界では、人件費が主なコストであるため、「工数」に対して、受発注がなされます。そして、結果的に事業が伸びようが伸びまいが、工数に納得があれば発注されます。
僕は、過去、酒類メーカーにいたときに、発注者として、そこにずっと違和感がありました。なぜなら僕は、目の前の料理の「工数」を、気にしたことはなかったからです。
新規事業をうまく成長させようとすると、"短期間のうちに何度改善を回したか"が最も重要な要因であるにも関わらず、
「新規事業を成長させるために、日本一の開発スピードを会社の価値にしよう」と掲げると、
「時間消化さえしていれば、時間の中の密度は売上にならない。ゆっくりやって、バッファ取ればいい。」
と否定されるこの業界。
僕は、本当に、不思議で仕方ありませんでした。
Biz Freakの今の提供価値は、業界に入りたての僕が長谷川にした質問に端を発します。
「じゃあお前、魚定食の工数、気にする?」
でも、今でもこの違和感は正しかったと思っています。
これまで、とにかく受けた事業は本気で伸ばそう、を社内のコンセプトに、ゼロイチのスピード重視の開発力を強みに活動し続けていますが、この方針が間違っていると感じたことはないからです。
また、その活動を通して、おそらくお客様は「必死に、一緒に頑張ってくれる、事業の相棒」という一枚の絵がBiz Freakに見たいんじゃないかと思っていて、これから先も、より一層、その姿を見せ続けたいと思っています。
僕たちは、「アジャイル開発を再定義し、日本をイノベーション大国にする」をビジョンに、スピードを強みに、ゼロイチの開発力を磨いていきます。
いつも、スピードと勢いと熱量だけの僕らにお付き合い下さるクライアントの皆様。
このディールによって、ここが薄れることは決してありません!むしろ、同じ熱量を持つ仲間が増えますので、ご期待ください!(人員不足、解消していきます!)
「これからはAIの時代だから、これからは人の時代なんです」
つまり、この事業には、相棒になってほしい!と思えるような、魅力的な人が必要です。ただ黙って机に向かってプログラムさえ書いていれば良いという訳ではありません。
(少し話がそれますが、エンジニアの姿も、これから「プログラマーという作業者」から「事業伴走者」という形に変わってくると考えています。そこについては、社長ブログ「エンジニアは、消える。」に書いています。)
いずれにしても、その、これから必要になる未来のエンジニアの姿を、僕たちが、先んじて実現していく必要があるのです。
よく、僕がピッチで言う言葉。
「これからはAIの時代だから、これからは人の時代なんです」
こいつ何言ってんだろ、と多くの人は首を傾げ、綺麗なSaaS好きの投資家は、大体これで引いていきます。でも構わない。人柱ビジネスで何が悪い。人の魅力があるから世の中楽しいし、世界は変わっていく。
エンジニアやプロジェクトマネージャーで、そんな熱量のある方。大募集中です!!少しでも良いオファーが出せるように頑張るので、興味ある方は、僕のメールアドレス貼っとくので、お声がけください。採用枠が埋まってしまう前に会いたいです。
また、うちの拠点は、東京と仙台にあって、仙台はまだ5人なのに、”エンジニアのメッカ”を作るべく、この前、108坪のオフィスを作りましたので、ここ埋めたいです。仙台移住支援金も出します。

(東京も、虎ノ門ヒルズの良いところですよ!ぜひ。)
▶︎▶︎詳細は、こちら。
(やっと)、今回の意思決定の背景
すみません。だいぶ少し長くなりましたが、本題です。
先ほども触れましたが、僕達はこれまで、「アジャイル開発を再定義し、日本をイノベーション大国にする」をビジョンに、ゼロイチの開発力を磨いてきました。
また、「ゼロイチの開発力で、AIトランスフォーメーション(AX)を実現する」をコンセプトに、磨いてきたアジャイルの開発力を強みに、企業のAXを支援していく体制を整えている最中でした。
そんな中で、自分たちだけでアプローチできる数のお客様に、自分たちだけで採用できる人数で進めていった結果、日本を変えるのには、だいぶ時間がかかってしまいます。
僕たちのビジョンは「誰もが今に熱狂する世界を創る。」です。
小さく、目の前のことをやるのは重要ですが、もっと大きなスケールで取り組みを加速させたい。ちゃんと日本をよくしたい。
そう思っていました。
「未来のソフトウエアを形にする。」
そんな中で出会ったのが、PKSHA Technologyの方々でした。
実は、結構前から色々な企業から提携して下さいの連絡はあったのですが、ほぼ全無視していました。社員は、読みもしないで手紙を破く僕の姿をよく見ていたのかなと思います。たまに直接声をかけてくれるところも、目の前の金額の話ばかりで、未来を語りあえない企業ばかり。それでは、一緒になっても意味がないし、僕が興味あるのはそこじゃない。
村育ちヤンキー・浪人・早稲田大学ラグビー部・サントリー・起業というバンカラ一色の現場叩き上げキャリアの僕は、PKSHAの方々に対しても、最初は、
「ただの、机に座ってる系の頭の良い人たちでしょ」
と思っていたのですが、大間違いでした。(色々本当に、すみません。)
彼らには、しっかりした魂がありました。そして、それは、「未来のソフトウエアを形にする」というミッションを基に研究開発・ソフトウエアの社会への提供を行い、「人とソフトウエアの共進化」というビジョンのもと、個の多様性が輝く社会を目指しているからだと知るに至りました。
つまり、彼らは、テクノロジーを愛していて、事業が好きで、社会をより良くしたいという強い思いを持っているということです。
何回話すんだろうと思うくらい事業を何度も深掘りしてくれ、一緒に未来を考えてくれました。「資本提携という道を選ぶにしても、最短で2028年からだ」と決めていた僕の心は、少しずつ動いていきました。
そこには、なんと懐かしい、サントリーのときに感じていた「やってみなはれ」カルチャーがあったのです。何度も、「やってみなはれ」をテクノロジー企業で実現することに苦戦していた僕は、彼らから色々学びたい、と思うようになりました。
また、これまで、海外のアルゴリズムのみを使い、事業を一から全部自分たちで作っていましたが、PKSHA Technologyの持つアルゴリズムも活用することで、より、できることの幅を広げることができるということも、この意思決定の背景です。
「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」
そして、最近、PKSHAと一緒になったのが、サーキューレーションという会社です。
「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」をビジョンに、「プロシェアリング」事業を行っています。
世の中の「知」の偏りを循環させ、より良い社会を作っていく。そして、あらゆる企業に優秀な人材を送り、課題解決をしていく彼らは、僕は、最強だと思っています。
実際に、昔、「レ」から始まるエンジニアエージェントサービスを、使ったことがあるのですが、正直微妙でした。
話していた営業と送られてくるエンジニアにギャップがあり、上流を理解頂いていないからマッチしない(送られたエンジニアも困る)といった感じだったのですが、サーキューレーションは戦略などの上流から入るため、エンジニアからしても、双方の理解がある状態で入ることができるのです。あと、社長の福田さんが最高です。
そこに、僕たちのような、現場アジャイル部隊が入れば、本当に顧客を、社会を、日本を、変えることができるんじゃないかと考えてます。
「コッカラッス」
そんなわけで、平、これからどうするの?ってすでにちょこちょこ聞かれていますが、はっきり言います。Biz Freakをぶち上げることにコミットします。
新規事業のアジャイル伴走
今、僕たちは、最も柔軟なローコードツール「Bubble」の日本唯一のGold Partnerですが、生成AIの進化も物凄く、今のところ、まだ両方にメリデメがあるので、両方を追っています。何を骨格にするにしても、ゼロイチをより柔軟に、より早く行える体制を強化していきます。
また、これまで、MVPとして一部に導入していた「バクソク」を、大幅リニューアル中です。
- よりスムーズで滑らかなユーザーエクスペリエンス
- 分かりやすいユーザーインターフェイス
- 高速で軽量なデータマート
を実現し、今年の夏前にリニューアル予定です。

補足:(2024年) 新規事業開発を3倍速で実現するAI搭載型開発サービス「バクソク」をリリース
AI実装とローコードを融合したAX支援
この、アジャイル開発を強みに、企業のAIトランスフォーメーション(AX)を支援してきましたが、体制を大きく強化します。
AXは、AIの急成長スピードを前提とする必要があります。
そのため、「学び、変え続ける知性」を持った事業体への変革が必要であり、AIの急成長スピードにキャッチアップし、組織を変革するためには、システム部・DX部と異なるケイパビリティを持った仕組みと組織が必要です。
また、戦略策定・人材/制度変革・既存システム連携を同時に行う必要があり、ワンストップで、チーム単位で継続的に取り組む体制が必要です。
AIトランスフォーメーション(AX)を、ワンストップで解決できるチームを、作ってまいります。

事業会社との共同事業の創出
僕たちの真価が、より発揮されるのは、この領域だと考えています。
つまり、単に、開発部隊に留まらず、事業成長に最もコミットできる取り組みを実施していきます。
事業会社が持つ業界のドメイン知識や人脈と、僕たちの開発力・仮設検証スピード、そしてPKSHA Technologyが持つアルゴリズムと、サーキュレーションのプロ人材を、融合することで、新規事業をしっかりと伸ばす。
エンタープライズの皆様、共同事業に興味がある方は、ぜひお声がけください。
地方発イノベーションの創出
大手しか相手にしないのか?そんなわけはありません。むしろ、僕は地方発イノベーションこそ、今後の日本の発展に直結すると考えていて、弊社はこれまで、エンタープライズ企業との新規事業創出に力を入れる一方で、仙台市を中心に、地方発イノベーションに、強く関わってきています。
これまで「DX」の手前で止まっているにも関わらず、事業を継続する力のある地域企業は、素晴らしいです。
その歴史と文化は、間違いなく価値です。
同時に、AIトランスフォーメーション(AX)まで二足跳びした際に、最もメリットが出る領域だと考えています。
AIは手段です。
変革と創造を、共にしていきましょう。

以上、全部やっていきます!
コッカラッス!


