BLOG
AX研究所

【2026-01-22】今日のAIニュース総まとめ - トピックス・技術・ビジネス

朝一番に押さえておきたいAI情報を、新機能、技術、ビジネスの3つのセクションでお届けします。今日のハイライトは、ServiceNowとOpenAIの大型提携、そしてGoogleとAnthropicが同日に教育AI市場へ大規模参入を表明したことです。


今日のハイライト

今日(2026-01-22)のAI業界で最も注目すべきニュースを3つピックアップしました。

  1. ServiceNow × OpenAI 戦略的提携発表(2026-01-20)- GPT-5.2を含むフロンティアモデルのServiceNow AI Platformへのネイティブ統合を発表。リアルタイム音声エージェントやコンピューター操作自動化を実現し、150万社以上の企業顧客へAIを展開する計画です。
  2. Google教育AI大攻勢(2026-01-21 Bett 2026カンファレンス)- Khan Academyとの統合、無料SAT模試のGeminiアプリ内提供、Oxford大学への正式契約など、7件の教育関連発表を同時展開。K-12から高等教育まで全方位でAI教育ツールの提供を発表しました。
  3. Anthropic グローバル教育展開(2026-01-21)- Teach For All(63カ国ネットワーク)と提携し、教育者向けClaude無償提供とトレーニングプログラムの開始を発表。Googleと同日の発表で、教育AI市場の競争が激化しています。

💡 新機能・サービス・トピックス

Khan AcademyにGemini統合、ライティング・リーディング支援が無料で利用可能に

2026年1月21日発表 - Googleは教育プラットフォームKhan Academyとの統合を発表しました。Gemini搭載のWriting Coachはすでにライブ配信中で、リアルタイムで文法やスタイルの改善提案を受けられます。近日公開予定のReading Coachは、パーソナライズされた読解力向上ツールとして学習者を支援します。さらに、Schoolhouse.worldの無償家庭教師プログラムにもAIトレーニング支援を導入し、教育者の育成を効率化します。

無料でアクセスできるこれらのツールは、教育格差の縮小に貢献し、AIによる即座のフィードバックで学習サイクルを短縮します。グローバル展開を見据えた多言語対応により、世界規模での教育支援が期待されます。

無料SAT模試がGeminiアプリ内で提供開始

2026年1月21日発表 - GoogleはGeminiアプリ内でフルレングスSAT模試を無料提供すると発表しました。コンテンツはThe Princeton Reviewが提供し、受験者は即座の解答分析、パーソナライズされた学習計画生成、フォローアップ質問対応などのAIフィードバックを受けられます。

従来の有料模試サービスへの競争圧力となる一方で、学生は無料で質の高い試験対策にアクセスできるようになります。Googleはこのデータを学習パターン分析に活用し、教育AI改善につなげる狙いです。

Oxford大学がGemini for Education Proを全学展開

2026年1月21日発表 - Googleは世界トップクラスのOxford大学と正式契約を締結しました。パイロット段階で85%の回答者が生産性向上を報告したことを受け、Gemini for Education ProとNotebookLM Proのライセンスを学生・教職員全体へ提供します。

NotebookLMによる文献レビュー効率化は研究を加速し、AIアシスタントによる教育コンテンツ作成支援は教育品質を向上させます。85%という生産性向上の実証データは、他大学への導入促進材料となるでしょう。

Google Workspace for Education、AI脅威からの防御を強化

2026年1月21日発表 - GoogleはWorkspace for Educationにセキュリティ機能を追加しました。AI生成メディア検証機能でディープフェイクや合成メディアを検出し、教育現場での情報リテラシーを向上させます。リアルタイムランサムウェア検出により教育機関のサイバーセキュリティを強化し、詳細な管理コントロールで学生データ保護を徹底します。

生成AIによる偽情報や詐欺への対抗、FERPA(家族教育権とプライバシー法)等へのコンプライアンス準拠、複雑なセキュリティ設定の簡素化が実現します。

ChromeOSとGoogle Classroomに教室管理・録画機能を追加

2026年1月21日発表 - GoogleはChromebookのリアルタイム画面表示・ロック機能、コンテンツ共有機能を追加しました。さらにClassroomでは課題への録画コンテンツ組み込みが可能になり、マルチメディア課題が充実します。

教師による生徒デバイスのリアルタイム管理、動画・音声コンテンツでの学習体験向上、デバイス管理の手間削減が期待されます。

Meta AI Glasses Impact Grantsで社会貢献プロジェクトを支援

2026年1月21日発表 - Metaは約200万ドルの助成金プログラムを発表し、米国の30組織以上にAccelerator Grants(25件)とCatalyst Grants(5件)を提供します。Ray-Ban Meta等のスマートグラスとDevice Access Toolkit(開発者向けAPIツール)を活用した社会的・経済的インパクトのあるプロジェクトが対象です。

視覚障害者支援、教育、産業現場などの実世界応用、開発者コミュニティの育成、AI技術の社会貢献イメージ向上がウェアラブルAIの新たなトレンドとなっています。


🔧 技術アップデート

RunPodがARR 1.2億ドル突破、50万開発者が支持

2026年1月20日発表 - AIクラウドプロバイダーRunPodは年間経常収益(ARR)1.2億ドルを突破しました。急成長するAIインフラ需要を捉え、50万人の開発者が利用しています。Redditから始まったコミュニティ主導の成長モデルが特徴です。

開発者にとってH100/H200/B200等のハイエンドGPUへのアクセスが容易になり、AWS/Azure/GCPに対抗するコスト効率が実現されています。NVIDIAハイエンドGPUの需要逼迫が続く中、汎用クラウドに対するAI特化プロバイダーの台頭が顕著です。Together AI、Fireworks AI、Modalとの競争も激化しています。

音声AIスタートアップBolnaが630万ドル調達

2026年1月20日発表 - 音声AI(Voice AI)専門のスタートアップBolnaは、General Catalystをリード投資家としてシードラウンドで630万ドルを調達しました。

音声インターフェース市場ではChatGPTの音声モード、Googleアシスタント等との競争が激化しています。エンタープライズ応用としてコールセンター自動化やカスタマーサポート、グローバル市場での多言語対応が差別化要因となります。

HoverAI:対話型ドローンエージェント研究が公開

2026年1月20日arXiv公開 - 音声認識、LLM意図理解、RAG、顔分析、音声合成を統合したドローンシステムの研究論文が公開されました。プロジェクション技術とマルチモーダル知覚を組み合わせ、人間-ドローン間の自然言語対話を実現するエンボディドAIです。

災害現場での音声指示による捜索、建設・点検現場での作業員との対話によるドローン制御、インタラクティブな教育デモンストレーションなど、実世界への応用が期待されます。


🏢 ビジネス・市場動向

ServiceNowとOpenAIが戦略的提携、GPT-5.2を企業向けに展開

2026年1月20日発表 - ServiceNowとOpenAIは複数年契約による戦略的提携を発表しました。GPT-5.2を含むOpenAI最新フロンティアモデルのServiceNow AI Platformへのネイティブ統合と、ServiceNow顧客への優先アクセス提供を計画しています。

次世代エージェント機能として、リアルタイム音声エージェント(音声入力から音声応答までのエンド・トゥ・エンド処理)とコンピューター操作自動化("computer-use" 自動化による企業ワークフロー革新)を実現します。150万社以上のServiceNow顧客基盤に対してAI民主化を推進し、業務プロセス自動化の新たなベンチマークを設定します。

エンタープライズAI市場ではServiceNowのエンタープライズ顧客網とOpenAIの技術力の組み合わせが強力です。自動化によるコスト削減と生産性向上の具体事例が今後展開され、Microsoft(Copilot)、Salesforce(Einstein)との差別化戦略が注目されます。

ServiceNowがパートナープログラムを刷新、AIエージェント開発を加速

2026年1月20日発表 - ServiceNowは1,000社以上のパートナー移行を見込むBuildプログラムの拡張を発表しました。新ティア導入とストア重視戦略、統合投資ファンド創設、シンプルな価格体系でパートナーの参入障壁を低減し、パートナー主導のAIエージェント構築を加速します。

パートナー企業を通じた業界特化AIエージェント開発でエコシステムを拡大し、1,000社規模のパートナーネットワークで業界カバレッジを拡大します。パートナー経由の間接販売チャネル強化により収益モデルを多様化します。

Anthropic、Teach For Allと提携し63カ国で教育者支援

2026年1月21日発表 - AnthropicはTeach For All(63カ国ネットワーク)と提携し、グローバル教育者コミュニティへClaude無償アクセスと教育者向けトレーニングプログラムを提供します。"Creator Collective"(教室ツール開発コミュニティ)を立ち上げ、Claude Artifactsを教室ツール開発に活用した教育者主導の共創プログラムを推進します。

GoogleやMicrosoftに対抗する教育分野での足がかりを確立し、63カ国という広範囲な市場カバレッジで社会貢献イメージを強化します。

Microsoft Marketplace、1月に96件の新規リスティング追加

2026年1月21日発表 - Microsoft Tech Communityは、Microsoft Marketplaceに96件の新規リスティングを追加したと発表しました。AIアプリ・エージェント多数、Copilot導入支援オファー、Microsoft 365 Copilot「ジャンプスタート」サービス、Power Platform AIガバナンス、業界特化AIアプリケーションが含まれます。

企業がCopilotを迅速に展開するためのターンキーソリューション、AI自動化におけるコンプライアンス・リスク管理、業界特化アプリによる差別化が進んでいます。

EU AI Act実装会議がルクセンブルクで開催

2026年1月20日開催 - ルクセンブルク政府は"AI Act in Action"会議を主催し、国家当局と企業がコンプライアンスツール、ガバナンス体制、リスク管理実践について議論しました。EU AI Actは2024年に施行開始し、2026年に本格適用される段階的施行中で、医療、雇用、法執行等の高リスクAIには厳格な規制が適用されます。

企業はコンプライアンスコストとイノベーションのバランスを取る必要があり、米国、日本、中国などグローバル規制の動向にも影響を与えています。


明日への展望

今日は教育AI市場でGoogleとAnthropicが同日に大規模イニシアチブを発表し、エンタープライズAIではServiceNowとOpenAIの提携が新フェーズを開きました。AIインフラ分野ではRunPodが急成長を遂げ、規制面ではEU AI Actの実装が本格化しています。

明日以降は、ServiceNow発表で言及されたGPT-5.2の公式情報、Bett 2026カンファレンスでの他社動向、Google教育攻勢へのMicrosoftの対抗策などに注目です。引き続き、最新情報をお届けしますので、明日もお楽しみに。

BACK

RECRUIT

世の中に「技術」で
価値を生み出す

JOIN OUR TEAM

仙台本社】〒980-0811
宮城県仙台市青葉区一番町3丁目3-20
京阪仙台一番町ビル2階

東京オフィス】〒105-6415
東京都港区虎ノ門1丁目17-1
虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階

chat icon
お問い合わせAIチャット