決済顧客管理システム『会費くん』・MVV策定/ブランディングリニューアル
特定非営利活動法人 WASEDA CLUB
『普及育成の現場から、日本スポーツを改革していく』ために。より広く深く、バリューを伝えるために、ブランディングを刷新し、顧客管理・決済をDX。
- 課題
- 個人ごとに毎月変動する複雑な会費徴収を半自動化したい
- 大規模なシステム導入を行った経験がなく、DXのプロセスがわからない
- 事業を拡大し業界を変えていくために、社内外に価値を伝えていきたい
- ソリューション
- 月々の決済、顧客管理を爆速アジャイル開発でDX
- 登録オペレーションを簡素化
- ミッション・ビジョン・バリューの策定と、ブランドの刷新
16競技・2千人の新規登録と顧客管理、毎月変動する決済を爆速DX
2003年創立以降、堅調に会員数が増え、現在では16競技・2千人の会員数を誇るWASEDA CLUB。
会員数が伸びていく中で、これまで口座引き落とし型のシステムを使用していたのですが、登録管理・決済額管理に纏わる業務が徐々に肥大化し、更に口座引き落としの手続きにかかる期間のための運転資金の肥大が、課題となっていました。
また、この運転資金の肥大化は、コロナによる休業期間中に大きなダメージとなってしまいました。よって、登録を顧客側にデジタルで行ってもらい、更に、年会費や各月徴収、その他グッズ購入や合宿費によって個々に毎月変動する月々の複雑な会費徴収を円滑化するために、Biz Freakがシステム開発を行いました。
この開発の基盤となったのは、『フルカスタマイズ型 顧客管理・会費徴収サービス 会費くん』(https://kaihikun.bizfreak.co.jp/)でした。この技術を基盤に、フルカスタマイズを行っていきました。
これまで、大きなシステム導入を行ったことがない企業にも、リーンに開発し徐々にスケールを拡大していくBiz Freakの開発スタイルは、しっかりとフィットしました。まずは作ってみて、出来上がったものを実際にテスト導入し、実運用までの課題を洗い出して解決していくアジャイル開発手法によって、実際に現場に合うシステムの開発を、スムーズに行うことができたのです。
一方、日本でよく行われているウォーターフォール型の開発では、実際に出来上がるまでが長く、開発に入ってからのコミュニケーションがあまり行われません。その期間中に顧客が確認できるのは、難解な言葉が並べられている要件定義書だけでした。
そのような従来型の所謂 ”戻れない開発” ではなく、まずは、簡単に外枠を作り、プロダクトを叩きながら進んでいくBiz Freakの開発手法は、受発注の関係を越え、ビジネスに伴走していくイメージが大切になります。
実際に自分達が現場で運用した際には、どんなことがボトルネックになるのか。逆に、どんな機能があれば現場で無理なくスムーズに切り替えることができるのか。この発想を、ディレクターだけでなく、エンジニアも共有し、開発期間中は、先方の担当者とタッグを組んで進んでいく。
結果、2千人の会員のほぼ全てを決済システムに移管し、これまでエクセルや複数のシステムで管理していたものを、一つのシステムに落とし込むことができた上、会員登録のフローもDX。書類のやりとりを無くし、Web上での登録で完結。業務の効率化に成功しました。
MVVを策定し、Web サイトを刷新
また、上記に伴い、Webサイトを一新。そのタイミングで、ビジョン・ミッション・バリューを明確化いただき、新しいWebサイトに掲載。これまで一部の中心メンバーのみに共通理解としてあった価値観を、しっかりと内外へより広く発信できるように、ミッション・ビジョン・バリューに落とし込み、メッセージとして発信する形にしました。
これまで
現在
システムが分からなくても、スムーズに進めることができた
これまで、社員の誰もITが分からないことから、どうしたら良いのか分からない課題が山積しており、Webサイトの改修ですら、どのように行えば良いか分からない状態でした。そんな中でも、円滑にプロジェクトを進めてくれたのが、Biz Freakさんでした。
自社独自の複雑なワークフローも全て汲んでくださり、自社にフィットしたシステムが出来上がりました。また、他のベンダーさんと異なり納品形式ではないので、開発前には伝えていなかった、実際に使用しないと分からない仕様などの、リリース後の追加対応も柔軟にして下さいました。
Webサイトリニューアルでは、制作する過程で、理念やビジョンなどを明確化するサポートをして下さり、Webサイトが刷新されただけではなく、よりスムーズな価値観の共有、登録導線の構築に成功しました。
引き続き、何卒、ご支援の程、宜しくお願い致します。
非営利法人WASEDA CLUB 津金 崇仁郎